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覚書き 歌のかたち

題詠blogは、今年で2回目の参加でした。
ちょっと手直ししたい歌もちらほらあったりしますが、まあ一応はひと段落。
直したものはいずれどこかにアップしますが、
ここではひとまず、感じたことなどをまとめておこうと思います。

まずは、前回と変わったことから。
前回は「短歌っぽい作り」というのを意識して作歌したんですが、
もうちょっとぶっ飛んでてもいいんじゃないかというつもり挑みました。
まとめようという意識を外したところから、詩的飛躍が生まれればいいなと。
簡単に言っちゃえば、ヒットではなくホームランを目指す、ということです。
で、結果はというと、それを狙った歌は結果的にはあまり成功しなかったかなあと、
自分では思っています。
どうにも読みづらい。言葉が上手いこと機能していない気がするんですよ。
そこで気づいたのが、今さらですが「歌のかたち」は強いということです。
歌のリズムは、読む快楽と結びついている。
そこを疎かにしちゃうと、どうにも歌が入ってこないんですよ。
逆に言えば、僕の場合、
枠を壊してなおあまりある詩的飛躍には、至らなかったということです。
うーん、まだまだ修業が足りませんね。

それと、前回から引き継いだことも。
完走報告でも書いたように、
今年も一人称・二人称を使わないという縛りを設けてチャレンジしました。
「君と僕を遠く離れて」というわけです。
にもかかわらず、やはりどこかに「ワタクシ性」みたいなものは滲んでしまいます。
今回は、「俺、もう若くないんだなあ」「いい歳して、どうにも情けないなあ」
という気持ちが、あちらこちらに表れてしまいました。
カッコつけようにもどこか滑稽な、中年ってものになっちゃったんですよ、僕も。
というわけで、この100首まとめてのタイトルを、
「中年」という語の出てくる歌から取ることにしました。
2回目の題詠blog、二度目は喜劇、ということです。

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